【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】  川崎汽船(本社・東京都千代田区)は26日、マレーシアの国営石油会社ペトロリアム・ナショナル(ペトロナス)グループ向けの新造天然ガス(LNG)船が、中国上海の造船所である滬東中華造船で竣工したと発表した。
川崎汽船は2020年2月、マレーシア国外の船社として初めて新造船をベースとする長期定期傭船契約をペトロナスとの間で締結。契約に基づき、今回LNG船を新造し、「ラジェンダ・スリア」(マレー語で「太陽の伝説」)と命名した。
来月には姉妹船「ラジェンダ・セレニティ」(マレー語で「安定の伝説」)の竣工も予定しており、今後両船をサラワク州ビントゥル港から中国上海市所有企業である申能集団のLNG輸送に利用する。
川崎汽船は、5月に公表した中期経営計画で成長の牽引役となる事業の一つとして LNG輸送船事業を位置づけており、アジアで拡大する需要の取り込みに向け、変化する顧客ニーズに応えた成長戦略を行う方針だ。