アンワル首相への満足度は52%でトップ維持=ムルデカ世論調査

【クアラルンプール=アジアインフォネット】 世論調査機関、ムルデカ・センターが24日に発表した最新調査によると、アンワル・イブラヒム首相の満足度は52%に低下したものの、不満率(44%)を上回った。同調査は3月12日から4月9日にかけて実施したもので、18歳以上の成人1,209人から回答を得た。

トップ政治家の満足率2位は、先ごろ統一マレー国民組織(UMNO)に復党したばかりのカイリー・ジャマルディン元UMNO青年部長(50%)で、野党連合・国民同盟(PN)を率いるムヒディン・ヤシン元首相は36%で3位にとどまった。またイスラム原理主義政党、汎マレーシア・イスラム党(PAS)のハディ・アワン党首は25%で6位、アハマド・ザヒド副首相(UMNO総裁)は24%で7位にとどまった。

「国が正しい方向に向かっている」との回答率は42%で、2025年12月以降は横ばいで、「間違った方向に向かっている」(50%)を下回った。「間違った方向に向かっている」との理由については、生活費、燃料価格を含む「経済への不安」が53%でトップとなった。

直面する最大の課題を一つ挙げてもらったところ、73%が経済問題を挙げ、犯罪や民族問題、政治問題など他の回答を大きく上回った。政府の経済運営については、「満足している」との回答は46%にとどまり、「不満」(51%)を下回った。連邦政府に対しては「満足している」は50%、「不満」は48%だった。

ペトロナス給油所の燃料供給は8月まで確保=首相府相

【クアラルンプール】 国営石油会社ペトロリアム・ナショナル(ペトロナス)の国内給油所網における燃料供給は8月まで安定的に確保できる見通しだ。アザリナ・オスマン首相府相(法務・制度改革担当)が下院議会答弁で明らかにした。

アザリナ氏は、国家経済行動評議会(MTEN)の定例会議で報告されたペトロナスからの公式回答に基づくものだとした上で、「上場子会社であるペトロナス・ダガンガンを通じた国内供給量は燃料需要の約50%を占めている」と述べた。

またアザリナ氏はMTENの下に危機管理タスクフォース(PPPK)を設置したことについて、十分な国内燃料供給を確保し、イラン紛争に起因する世界的なエネルギー危機への政府の対応を調整するためと説明。「国内の燃料、石油、エネルギー供給状況を継続的に監視し、向こう数カ月間の供給の安定性を確保するとともに、価格統制、密輸その他の不正行為の防止にも努めている」と述べた。西アフリカやアメリカ大陸など、西アジア以外の輸出国からの原油供給確保に向けた取り組みも継続中だという。

政府はイラン紛争開始当初、燃料供給は5月末まで確保できるとしていたが、その後6月末までに上方修正。5月末にはアクマル・ナスルラー経済相が、7月末まで十分な燃料供給を確保していると発言していた。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ電子版、フリー・マレーシア・トゥデー、6月26日、エッジ、6月25日)

スズキ初のEV「eビターラ」、マレーシアで発売

【クアラルンプール】 スズキ車の販売代理店、ナザ・イースタン・モータースは、電気自動車(EV)「eビターラ」を発売した。マレーシア市場におけるスズキ初のEVで、限定販売となる。

Bセグメント・コンパクトSUV「eビターラ」は、トヨタとの共同開発EVで、トヨタは「アーバンクルーザー」として4月からマレーシア市場に先行投入している。両車種の基本スペックはほぼ共通で、前輪駆動(FWD)仕様で、最高出力174PS、最大トルク193Nm、航続距離(WLTP)は426キロメートルとなる。

eビターラは六角形を強調したフロントデザインが特徴。ボディカラーは、セレスティアルブルーパールメタリック、ブルーイッシュブラックパールのほか、ブルーイッシュブラックパールとの組み合わせによる3種類のツートンカラーを加えた5色展開となる。

インドからの輸入完成車(CBU)。価格(保険料別)は18万8,000リンギで、「アーバンクルーザー」より1万リンギ安く設定されている。

eビターラは2024年11月に世界初公開されたスズキ初の量産EV。日本では今年1月から発売されている。
(ポールタン、6月26日)