【クアラルンプール】 マレーシア政府が実施した調査で、中国の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)が開発した新型コロナウイルス「Covid-19」ワクチンが感染症の重症化予防に効果的であることがわかった。
シノバック製ワクチンの接種を受けた約720万人のうち、新型コロナに感染して集中治療室(ICU)での治療が必要となったのはわずか0.011%だった。また米ファイザーと独ビオンテックが開発したワクチンの接種を受けた約650万人中、0.002%がICUで治療、英アストラゼネカ製ワクチンを接種した約75万人中、0.001%となった。
臨床研究所のカライアラス・ペアリアサミー所長は、およそ126万人を対象とした調査を実施したところ、ワクチンの種類に関係なく、ワクチン接種後の入院リスクは83%ダウンしたと明らかにした。死亡リスクも88%下がり、重症化しICUでの治療が必要になる率も0.0066%に抑えることができるとし、ワクチンの有効性を強調。しかし、アストラゼネカ製ワクチン接種者の多くは成人中期で、ファイザーとシノバックの接種者は、高齢者など脆弱な年齢層が多かったことが調査結果に影響した可能性があると説明した。
シノバックのワクチンを巡ってはインドネシアやタイで接種を終えた医療従事者が感染するケースが確認されており、効果に疑問や懸念が高まっている。
(ロイター、エッジ、9月24日)



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