【クアラルンプール】 三菱モータース・マレーシア(MMM)は1日付で、ピックアップ車「トライトン」とクロスオーバーMPV(多目的車)「エクスパンダー」の価格を改定した。
同社は値上げの理由について、新型コロナウイルス「Covid-19」の感染が拡大して以来、配送料と原材料費の価格が上昇していると説明した。
完全輸入車である「トライトン」の保険なしの新価格は、「アスリート」が14万2,800リンギから14万6,600リンギとなり、3,800リンギの引き上げとなった。「ATプレミアム」は3,600リンギアップの12万6,900リンギ、「MTプレミアム」は2,900リンギアップの11万6,200リンギ、「AT」は2,000リンギアップの10万7,990リンギ、「MT」は3,000リンギアップの10万3,200リンギ、「クエスト」は1,500リンギアップの8万1,390リンギに変更となった。
また、現地組立(CKD)の「エクスパンダー」は、9万1,369リンギから1,949リンギ引き上げられて9万3,318リンギとなった。
自動車関連ポータルサイト「ポールタン」によると、価格を改定しているのはMMMだけではなく、トヨタの「ハイラックス」シリーズも値上げが行われた。
(ポールタン、4月1日)