二輪車の配送ドライバーの下限年齢、18歳に引き下げへ

【クアラルンプール】 二輪車を利用したデリバリーなどの配送ドライバーの年齢制限は21歳以上だが、マレーシア政府は18歳以上に引き下げる計画だ。
ウィー・カション運輸相によると、下限年齢を18歳に下げることで、より多くの若者が、二輪車を利用してデリバリーや配送サービスを行うことで収入を得たり、インターネットを通じて単発で仕事を請け負うギグワーカーとしてのキャリアを検討することができると見込んでいる。年齢制限の修正案は次期国会開催時に提出する予定だ。
新型コロナウイルス「Covid-19」の感染拡大を防ぐために施行されていた行動制限が解除され、マレーシア経済の活動が再開したことで、二輪車の配送ドライバーが元の仕事に戻ったため、最大でドライバー数は25%減少したという。
(ポールタン、フリー・マレーシア・トゥデー、6月20日)

昨年の海外直接投資、1.9倍の197億リンギに

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 統計局は17日、2021年のマレーシアからの海外直接投資(DIA)は196億7,900万リンギとなり、新型コロナウイルス「Covid-19」の感染拡大に伴い大幅に減少していた前年(101億7,000万リンギ)からは1.9倍(93.5%増加)となったと発表した。
産業別では、製造業が40.5%と最も多く、80億リンギとなり、前年の17億リンギより増加した。サービス業のシェアは30.3%で60億リンギ(前年51億リンギ)、鉱業・採石業は14.0%で27億リンギ(19億リンギ)、建設業は9.1%で18億リンギ(6億リンギ)、農業が6.2%で12億リンギ(9億リンギ)となり、全ての産業で前年を上回った。
株式・投資信託は61.7%を占める121億リンギで、前年から69億リンギ増えた。残り38.3%を占めた債務証券は75億リンギで、前年から26億リンギ増加した。
上位3カ国は、▽オランダ(65億リンギ)▽カナダ(48億リンギ)▽インドネシア(34億リンギ)ーーの順となった。

新型コロナの新規感染者数は2093人、病床使用率は67.6%

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 新型コロナウイルス「Covid-19」感染症に関する情報提供サイト「コビドナウ(COVIDNOW)」によると、20日の新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は2,093人で、累計感染者数は454万2,705人となった。
新たに2,082人が回復し、累計治癒者は448万1,018人となった。死者数は3人で、累計は3万5,735人。アクティブ感染者は、前日から8人増の2万5,952人だった。うち96.1%が自宅、0.1%が低リスク者用隔離・治療センター(PKRC)、3.8%が医療機関、0.1%が集中治療室(ICU)で療養中となっている。病床使用率は65.3%に下がった。
同日午後11時59分時点のワクチン接種完了者数は2,721万5,106人で、接種率は83.3%。ブースター接種完了者は1,612万9,557人で、接種率は49.4%だった。
新たに発生したクラスターはゼロで、現在感染者を出し続けているアクティブなクラスター数は4カ所で前日と変わらなかった。

国際ハラルショーケース、今年は4日間のハイブリッド開催

【クアラルンプール】 ハラル(イスラムの戒律に則った)製品の国際展示会、マレーシア国際ハラル・ショーケース(MIHAS2022)が、今年は9月7ー10日の日程でハイブリッド方式で開催される。
第18回目となる今年は、▽製薬▽イスラム金融▽ファッション▽メディアとレクリエーション▽化粧品とパーソナルケア▽食品技術▽フランチャイズ▽イスラム教徒に優しい旅行▽サービスとイネーブラー▽教育▽ eコマースーーといった主要分野に新たにイスラム芸術と文化を加える。1,196のブースを設置する。
MIHASのモハマド・ムスタファ最高責任者(CEO)は、成約額について19億リンギを目標に掲げると言明。バーチャル商談会も実施し、400人に上ると予想される海外バイヤ 向けに国際調達プログラムを開催する予定だとした。
昨年の「MIHAS2021」は新型コロナウイルス「Covid-19」のためにバーチャルで3カ月にわたって開催され、成約額は21億3,000万リンギに達した。MIHASは2004年の第1回以来、マレーシアの輸出に累計約200億リンギ貢献した。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、ザ・スター、6月18日、ベルナマ通信、6月17日)

ウォルドーフ・アストリア・ホテル、24年にKLでオープン

【クアラルンプール =マレーシアBIZナビ】 国際的にホテルやリゾートを展開する米ヒルトンは、最上級ラグジュアリーブランドの「ウォルドーフ・アストリア・ホテルズ・アンド・リゾーツ」を、2024年にクアラルンプール (KL)でオープンすると発表した。同ブランドの進出はマレーシア初となる。
ヒルトンが15日に発表した声明によると、ホテル運営のトレードウィンズが開発・所有し、ヒルトンが運営する。「ウォルドーフ・アストリア・KL」は、KLの主要なショッピングモールや観光地へのアクセスの良いブキ・ビンタンにオープンする。今年第3四半期に着工する予定だ。客室数は、広さ76平方メートル以上のスイートルーム279室。付帯設備は、レストラン5軒、ウェルネスセンター、面積3,390平方メートルの会議室など。
ヒルトンはマレーシアにおいてホテル12カ所を運営しており、現在は9カ所のホテルの開業準備を進めている。また「ウォルドーフ・アストリア・ホテルズ・アンド・リゾーツ」については、アジア太平洋地域で14カ所を運営・建設中だ。

いすゞ、「DーMAX」旗艦モデルの22年度版の予約受付開始

【クアラルンプール】 いすゞマレーシアは、ピックアップ・トラック「DーMAX」のフラッグシップモデルである「Xーテレイン」の2022年度版の予約受付を開始した。7月中旬より納車を開始する。
第3世代をマイナーチェンジしたもので、車体カラーに「シルキー・パール・ホワイト」と「オニキス・ブラック」2色を新たに追加。「サファイア・ブルー」を廃止したため、「バレンシア・オレンジ」と3色展開に変更した。安全機能としては、360度見渡せる「アラウンドビュー・モニター」やグリルとドアミラーにもカメラを搭載。ワイヤレス充電器もアップデートし、施錠すると足元を照らす「ウェルカムライト」も新たに導入した。保険なしの価格は14万6,938リンギで、前モデルから5,000リンギの値上げとなった。7年間、走行距離無制限の保証が付く。
十川憲吉 最高執行責任者(COO)は「Xーテレイン」は「DーMAX」の中でも人気のあるバリアントであると言明。新機能を追加しボディカラーを変更したことで、多くの人をこれからも魅了し続けるとの見解を示した。
(ポールタン、6月17日)

自動車購入に対するSST減免措置、予定通り6月末で終了

【プトラジャヤ】 財務省は20日、2020年6月に発表した自動車購入に対する売上・サービス税(SST)減免措置について、再延長はしないと発表した。SST減免措置は業界の要望で3回にわたり延長されていた。

財務省が同日発表した声明の中でテンク・ザフルル財務相は、SST減免でこれまでに自動車の販売台数は86万8,422台に上り、47億リンギの税収減が発生したと明らかにした。
 ザフルル大臣は16日にも、ラブアン国際ビジネス金融センターの行事における記者会見で、SST減免で大幅な税収減となっていると表明。国民の必需品購入支援に活用できる額であり、精査が必要な事柄だと述べ、「再度3カ月延長すれば少なくとも12億リンギ、6カ月延長なら25億リンギの税収減になる。物価上昇の中、国民への支援を増やすためには、より多くの歳入が必要だ」と再延長に否定的な姿勢を示していた。

米連邦準備制度理事会(FRB)による0.75ポイントの利上げについてザフルル氏は「米国のインフレは8%超で、利上げは予想されたところ」とした上で、マレーシアの金利は低く、物価高騰から国民を守るため、金融・財政措置を検討する必要があると述べた。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ電子版、ポール・タン、6月20日ザ・スター、6月17日、ベルナマ通信、6月16日)

新型コロナの新規感染者数は1690人、病床使用率は67.6%

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 新型コロナウイルス「Covid-19」感染症に関する情報提供サイト「コビドナウ(COVIDNOW)」によると、19日の新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は1,690人で、累計感染者数は454万612人となった。
新たに2,108人が回復し、累計治癒者は447万8,936人となった。死者数はゼロで、累計は3万5,732人。アクティブ感染者は、前日から418人減の2万5,944人だった。うち96.0%が自宅、0.1%が低リスク者用隔離・治療センター(PKRC)、3.9%が医療機関、0.1%が集中治療室(ICU)で療養中となっている。病床使用率は67.6%だった。
同日午後11時59分時点のワクチン接種完了者数は2,720万8,771人で、接種率は83.3%。ブースター接種完了者は1,612万8,017人で、接種率は49.4%だった。
新たに発生したクラスターはゼロで、現在感染者を出し続けているアクティブなクラスター数は4カ所を維持した。

タノテックのリハビリ支援システム、SOCSOセンターに導入

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 タノテック(本社・神奈川県平塚市)は16日、自社開発のリハビリテーション支援システム「TANO」が、マレーシアの労働災害補償機関である社会保障機構(SOCSO)が所有するリハビリテーション・センターに 導入されたと発表した。
「TANO」は介護施設や障がい者施設利用者に対し、楽しく生きがいをもって自立支援を促すシステム。国内外の高齢者福祉施設から放課後等デイサービス、病院、商業施設等、様々な環境で利用されており、運動(リハビリ)・レクリエーション・測定等のコンテンツが約200種類以上内蔵されている。
連携企業であるロボットスーツ製造販売のサイバーダイン(本社・茨城県つくば市)の協力の下、SOCSOが所有し、医療と職業リハビリテーション治療を統合するトゥン・アブドゥル・ラザク・リハビリテーションセンター(TRRC)および4つのサテライトセンターへの「TANO」導入が行われた。
TRRCには、マレーシアにおけるサイバニクス治療の中心拠点として、「ニューロロボティクスリハビリテーション・サイバニクスセンター」が設置されている。マレーシアは東南アジア諸国連合(ASEAN)地域で初、世界でも4番目にサイバーダインの、人と一体化して機能する装着型サイボーグHAL(ハイブリッドアシストリム)を導入した国であり、本導入では、TANO単体に留まらず、HAL との連携リハビリにおいてもTANOを活用していく。
タノテックは、今後はTRRCからのニーズも取り入れ、デジタルセラピューティクス(デジタル治療)へ繋がる糸口として東南アジア市場に展開を広げていく方針だ。

半導体関連のフェローテック、マレーシア法人が新工場建設へ

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 半導体関連事業を手掛けるフェローテック・ホールディングス(本社・東京都中央区)は15日、マレーシアの製造子会社、フェローテック・マニュファクチャリング・マレーシア(FTMM)が新工場を建設すると発表した。
投資総額は1億2,000万米ドル(5億リンギ)。工場建屋と機械設備にそれぞれ約6,000万米ドルを投じる。建屋面積は約8万平方メートル。工場全体の設計は2022年7月、建屋建設開始は2022年9月を予定しており、2023年7月の建屋完成を見込んでいる。操業開始予定は、2023年9月。
FTMMは2022年4月にケダ州集クリム工業団地内に資本金2,500万米ドルで設立され、金属加工、ロボット組立、石英・セラミックス加工製造などを手掛ける。