首都圏公共交通料金を1カ月間無料化、MRT2開業受け

【クアラルンプール】 イスマイル・サブリ・ヤアコブ首相は16日、同日から首都圏の主要公共交通サービスの乗車料金を1カ月間無料にすると発表した。
首都圏大量高速輸送(MRT)プトラジャヤ線(MRT2)の第1期の正式開業を受けてのもの。対象となるのは、ラピッドKLが運営する、MRT、軽便鉄道(LRT)、バス高速輸送(BRT)、モノレール、ラピッドKLバスの全路線およびマレー鉄道(KTM)が運営するKTMコミューター。
イスマイル首相は、国民が現在直面している生活費上昇の影響を緩和するためのものであると言明。予算として1億5,500万リンギを用意し、そのうち1億4,000万リンギをラピッドKLに、1,500万リンギをKTMに配分すると述べた。
MRT2第1期(全長17.5キロメートル、クワサ・ダマンサラ-カンポン・バトゥ間の全12駅)は、16日午後3時に運行を開始。第2期(全長17.5キロメートル、クワサ・ダマンサラ-カンポン・バトゥ間の全12駅)は2023年1月の運行開始を予定している。
(マレー・メイル、フリー・マレーシア・トゥデー、ポールタン、6月16日)

日鉄エンジ、環境省のイスカンダル脱炭素社会事業公募で採択

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 日鉄エンジニアリング(本社・東京都品川区)は16日、​環境省「令和4年度脱炭素社会実現のための都市間連携事業委託業務」の公募において、共同実施者として提案・応募した「マレーシア・イスカンダル地域における脱炭素モデルエリア構築事業(フェーズ1)」が採択されたと発表した。
日鉄エンジニアリングは、エヌ・ティ・ティ・データ経営研究所および北九州市などが、イスカンダル地域開発庁(IRDA)と実施している都市間連携事業「イスカンダル地域における脱炭素化促進事業」に参画し、同地域における廃棄物発電施設導入の実現に向けた調査を担当してきた。
今回の提案採択は、2021年度に最終3カ年目を迎えた同事業での検討内容を更に深化させることで、同地域における脱炭素化社会実現に貢献することを企図するものであり、その中で引続き同社は廃棄物発電施設の導入に向けた調査・検討を担当する。
日鉄エンジニアリングは、「世界トップクラスの発電効率を誇るストーカ式焼却炉の技術力と、日本国内における豊富な廃棄物処理PFI事業の運営経験を保有している」とした上で、北九州市等との連携により、日本の優れた廃棄物処理技術を同地域で展開し、廃棄物の大幅な減量化・エネルギー利用の拡大と温室効果ガス排出量の削減に貢献していくことを目指すという。またこれらの施策を通じ、持続可能な開発目標(SDGs)に貢献する環境プラントエンジニアリング企業として、持続可能な循環型社会の構築に貢献する方針だ。

新型コロナの新規感染者数は2033人、2日連続で2千人超え

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 新型コロナウイルス「Covid-19」感染症に関する情報提供サイト「コビドナウ(COVIDNOW)」によると、16日の新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は2,033人で、累計感染者数は453万4,665人となった。
新たに1,337人が回復し、累計治癒者は447万4,358人となった。死者数は5人で、累計は3万5,730人。アクティブ感染者は、前日から691人増の2万4,577人だった。うち95.9%が自宅、0.1%が低リスク者用隔離・治療センター(PKRC)、3.9%が医療機関、0.2%が集中治療室(ICU)で療養中となっている。病床使用率は69.5%に下降した。
同日午後11時59分時点のワクチン接種完了者数は2,717万913人で、接種率は83.2%。ブースター接種完了者は1,612万4,630人で、接種率は49.4%だった。
新たに発生したクラスターはゼロで、現在感染者を出し続けているアクティブなクラスター数は4カ所だった。

 

ダイハツ(M)、商用車「グランマックス」の22年度版を投入

【クアラルンプール】 ダイハツ(マレーシア)は、小型商用車「グランマックス」の2022年版「グランマックス ユーロ4」の発売を開始した。昨年3月にマレーシア市場に投入した「ユーロ4」をマイナーチェンジした。
トラックとカーゴの2タイプを用意。主な改良点は、ナビ・オーディオ機能と装備。ナビには、アンドロイド10.0を搭載した高解像度7インチタッチスクリーンのマルチメディアダブルDINヘッドユニットを採用した。ラジオ、MP3、AUX、USBなどに対応し、ダッシュボード下部に急速充電対応のUSBポートも設置。運転席・助手席のパワーウインドウ、バックカメラやディスプレイなども追加した。昨年版と同様、排気量1.5リットル直列4気筒エンジンを搭載、最高出力72kW/6,000rpm、最大トルクは134Nm/4,400rpm。最大積載量はトラックが800キログラム(kg)、カーゴが750kgと大容量だ。
保険抜きの価格は、トラック(5速MT)が7万4,498リンギから、カーゴのMTが7万4,736リンギから、ATが7万8,836リンギからとなっている。
(ポールタン、6月15日、ダイハツ発表資料)

コルモデザイン、ヘアケア商品をマレーシアで販売開始

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 サロンプロデュース・店舗設計・施工などのコルモ・デザイン・プラス・アイ(本社・大阪府大阪市)は15日、マレーシアで14日よりヘアケアブランド「ミウル」の商品販売を開始したと発表した。
日本製品を販売する越境ECサイト「ジャパン・プレミアム」等を利用してマレーシアとシンガポールを中心とした東南アジア地域に向けて販売する。コルモ・デザインにとり海外展開は初の試みで、今後も日本に留まらず、世界へ向けて「メイドインジャパン」の商品販売を展開していく方針だ。
今回発売を開始したのは「ミウル」のヘアセラムで、日本でも4月1日で発売開始したばかり。15種類の植物由来成分や、3種のコラーゲンと3種のヒアルロン酸を配合した。容量は50ミリリットル。

ベーカリーのドンク、マレーシア第1号店をららぽーとに開設

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 製パンのドンク(本社・兵庫県神戸市)は、15日付けでクアラルンプールの「ららぽーとブキ・ビンタンシティセンター(BBCC)」地下1階にマレーシア第1号店をオープンしたと発表した。
「マレーシアららぽーと BBCC 店」では、ベーカリーブランド「ドンク」とミニクロワッサンブランド「ミニワン」を併設。テイクアウトフードを提供する「デパチカマルシェ」内に位置し、ドンクの代表商品であるフランスパン、食パンをメインに、ベーシックな商品、限定販売のオリジナル商品も販売する。
 「ドンク」は1905年創業の創業以来、本格的なフランスパンを製造・販売してきた。総店舗数は海外を含め130店舗以上。粉から生地を仕込み、成形して焼き上げるまでの全工程を一貫して行う「スクラッチ製法」にこだわり、創業当時から変わらない美味しさを提供している。海外でも中国、台湾、シンガポールなどで好評だったことから、マレーシアへの初出店を決定した。
ドンクは本格的な日本の食体験を伝える新店舗として、マレーシアの消費者に愛される店舗作りを目指す方針だ。

エアアジアX、羽田・関空・新千歳線を順次再開

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 長距離格安航空のエアアジアXは15日、クアラルンプール(KL)ー羽田線、KLー関空線、KLー新千歳線、関空ーホノルル線の4路線を順次再開すると発表した。いずれも15日より予約を開始している。
 KLー羽田線は7月14日から週2便の運航。羽田発KL行き「D7553」便が月・金の運航で、羽田発が1時15分でKL着が7時25分、KL発羽田行き「D7552」便が木・日の運航で、KL発が15時50分で羽田着が23時55分。
 KLー関空線は10月3日から週2便の運航。関空発KL行き「D72」便が火・土の運航で、関空発が23時00分でKL着が翌5時10分、KL発関空行き「D71」便が月・金の運航で、KL発が14時10分で関空着が21時35分。
KLー新千歳線は12月1日から週4便の運航。新千歳発KL行き「D7551」便が月・水・金・日の運航で、新千歳発が9時35分でKL着が17時15分、KL発新千歳行き「D7550」便が火・木・土・日の運航で、KL発が23時50分で新千歳着が翌8時25分。
関空ーホノルル線は10月3日から週2便の運航。関空発ホノルル行き「D71」便が月・金の運航で、関空発が23時55分でホノルル着が12時20分、ホノルル発関空行き「D72」便も月・金の運航で、ホノルル発が16時20分で関空着が翌21時40分。
就航再開を記念し、26日までの期間限定で、7月1日ー来年3月26日までの便について、エコノミー席が片道499リンギから購入できるキャンペーンを実施している。
エアアジアXは同日、KLードバイ、KLーイスタンブール線の新設も発表。その他、KLとロンドン、ニューデリー、シドニー、ソウル間の路線も再開するとした。

新型コロナの新規感染者数は2320人、病床使用率は70.1%

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 新型コロナウイルス「Covid-19」感染症に関する情報提供サイト「コビドナウ(COVIDNOW)」によると、15日の新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は2,320人で、累計感染者数は453万2,632人となった。
新たに1,390人が回復し、累計治癒者は447万3,021人となった。死者数は5人で、累計は3万5,725人。アクティブ感染者は、前日から925人増の2万3,886人だった。うち95.6%が自宅、0.1%が低リスク者用隔離・治療センター(PKRC)、4.1%が医療機関、0.2%が集中治療室(ICU)で療養中となっている。病床使用率は70.1%に上昇した。
同日午後11時59分時点のワクチン接種完了者数は2,716万903人で、接種率は83.2%。ブースター接種完了者は1,612万2,774人で、接種率は49.4%だった。
新たに発生したクラスターはゼロで、現在感染者を出し続けているアクティブなクラスター数は4カ所だった。

世界競争力ランク、マレーシアは7ランク下降し32位に

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 スイスのビジネススクール、国際経営開発研究所(IMD)が発表した「2022年世界競争力年鑑(WCR)」によると、マレーシアは調査対象63カ国・地域中32位となり、昨年の25位から7ランクダウンした。
同ランキングは、昨年に収集された統計などのデータや、ビジネスコミュニティ、政府機関、専門学者からのフィードバックなどに基づき333項目で評価し、ランク付けしたもの。
マレーシアは経済パフォーマンスでは15位から12位にランクアップしたものの、ビジネスの効率性では24位から38位に、インフラでは32位から37位に、政府の効率性は30位から38位に、それぞれランクを下げた。
トップは昨年3位だったデンマーク。2位以下は▽スイス▽シンガポール▽スウェーデン▽香港▽オランダ▽台湾▽フィンランドーーの順となった。シンガポールは2ランクアップとなった。最下位の63位はベネズエラ。 日本は34位で、昨年から3ランクダウンとなった。中国も1ランクダウンし17位となった。
東南アジア諸国連合(ASEAN)からは、タイが28位から33位に、インドネシアが37位から44位にそれぞれ後退。フィリピンは52位から48位にアップした。
(ベルナマ通信、6月15日、IMD発表資料)

第1四半期の投資誘致額は428億リンギ=MIDA

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 マレーシア投資開発庁(MIDA)は14日、今年1ー3月の投資誘致(認可ベース)は428億リンギ(102億米ドル)、投資件数は910件だったと明らかにした。
外国直接投資(FDI)が65%を占め、278億リンギ(66億米ドル)、国内直接投資(DDI)は35%の150億リンギ(36億米ドル)だった。2万4,906人の新規雇用機会を創出できる見込みだ。
業種別では、製造業が70.1%を占める300億リンギ、次いでサービス業127億リンギ(29.7%)、一次産業1億リンギ(0.2%)となった。
製造業の内訳は、▽電気・電子(186億リンギ)▽石油製品・石油化学(51億リンギ)▽非金属鉱物製品(19億リンギ)▽化学及び化学製品(11億リンギ)▽機械(7億リンギ)▽食品(7億リンギ)▽紙・印刷・出版(3億リンギ)▽繊維及び繊維製品(3億リンギ)ーーだった。
サービス部門では、不動産が59億リンギ(46.5%)でトップ。次いで▽公益事業(20億リンギ)▽ホテル・観光(15億リンギ)▽金融(9億リンギ)ーーとなった。
投資誘致先は、ケダ、ペナン、セランゴール、サバ、ジョホールの主要5州で318億リンギ(74.3%)を占めた。
FDIを国別で見ると、最も多かったのがドイツが89億リンギ(32%)で、次いで▽ブルネイ51億リンギ(18.3%)▽米国39億リンギ(14.0%)▽香港33億リンギ(11.9%)▽日本32億リンギ(11.5%)ーーが続いた。
アズミン・アリ上級相(兼通産相)は、マレーシアは世界の投資家にとって魅力的な投資先となっており、中でも製造業が国の成長に大きく貢献していると言明。現在、40カ国以上、5,000社以上の企業がマレーシアに拠点を置いていることを誇りに思うとし、今後も高成長・高付加価値産業に注力し、国民に質の高い雇用機会を提供していくと述べた。