マスク着用義務撤廃の可能性、制限緩和について今週発表へ

【クアラルンプール】 新型コロナウイルス「Covid-19」感染拡大防止のために義務付けられていたフェイス・マスクの着用について、近く着用義務が撤廃される可能性が浮上している。
22日、ズライダ・カマルディン農園・一次産業相がハリラヤ休暇後の義務撤廃について言及。カイリー・ジャマルディン保健相も、マスク着用の件と特定しなかったものの、ハリラヤ休暇前に制限緩和について発表すると述べた。国内での感染状況が改善され、入院患者数、死者数ともに減少しているため、制限緩和を進めていくという。
一方、カイリー大臣は、あまりに早く規制を緩和したために変異株による感染が広がってしまった国の例もあるとし、同じ過ちを繰り返さないために、規制緩和は急激にではなく徐々に進めていくべきだと強調した。
医療現場では、「症状がある人は外出時にマスクを着用すべき」「屋外ではマスクは不要かもしれないが、人通りの多い公共の場では、感染者増加を防ぐためにマスク着用を維持すべき」など、マスク着用義務の撤廃は時期尚早との声も上がっている。新型コロナの元患者からも「無症状の場合、知らない間に感染を広めることがあるので周囲の人々の安全を守るためにもマスク着用を続ける」という声が上がった。
(ザ・スター、4月25日、4月23日、ニュー・ストレーツ・タイムズ、4月22日)

ショッピー、ラマダン期間中のショッピングトレンドを発表

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 電子商取引プラットフォームのショッピーの日本法人であるショッピージャパン(本社・東京都港区)は21日、マレーシア最大の祝日「ハリラヤ」前の「ラマダン」期間ショッピングトレンドを発表した。
伝統的な衣服や食品の関連キーワードは、2020年の同時期と比較すると、2021年はそれぞれ433%増の33万件、335%増の25万3,603件と検索ボリュームが大幅に増加した。
「ラマダン」は、イスラム教の新年にあたる「ハリラヤ」の準備が始まる時期。テクノロジーの進化と新型コロナウイルス「Covid-19」の影響により、この3年間で「ラマダン」期間のショッピングはますますデジタル化され、マレーシアでは、「ハリラヤ」の必需品をShopeeで購入する人が増えた。「ハリラヤ」は家族が集まって写真撮影を行うタイミングでもあり、多くが写真撮影にベストな状態を保つために、BBクリームやコンシーラーなどの化粧品をShopeeで購入。Shopeeで「ファンデーション」というキーワードは2020年のラマダン期間中に9万回以上検索され、約2万8,000回検索された2019年と比較して大幅に増加した。2021年の同じ期間には19万7,000回以上までキーワード検索が増加したという。
ホーム・リビングの売れ筋トップ3は「容器」、「枕」、「テーブルクロス」。家電が「フードプロセッサー」、「エアフライヤー」、「ポータブルジューサー」。ヘルスケア・ビューティーが「フェイシャルマスク」、「BBクリーム・ファンデーション」、「コンシーラー」。自動車部品が「タイヤバルブ」、「タイヤマーカーぺン」、「ホイールナット」となった。

三井アウトレット第3期完成、店舗面積が4万平方メートルに

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 三井不動産(本社・東京都中央区)がマレーシア・エアポーツ(MAHB)と共同開発している「三井アウトレットパーク・クアラルンプール国際空港・セパン」(MOP KLIAセパン)の第3期拡張工事が完了し、24日に開業した。
第3期では店舗面積7,000平方メートルが増床され、新規でコーツ(家電量販)とオブジェット(キッチン、ダイニング用品)が1階に新規入店したほか、既存の▽ナイキ▽アディダス▽プーマ――のスポーツ用品大手3社が店舗面積を拡大して地階に移転した。
コーツはノジマの子会社で、店舗面積は約2,600平方メートルと最も広い。他の店舗の面積はそれぞれオブジェットは約740平方メートル、ナイキが約1,130平方メートル、アディダスが約1,020平方メートル、プーマが約740平方メートルとなっている。
MOP KLIAセパンは2015年5月30日にクアラルンプール新国際空港(KLIA)近くで第1期が開業。2018年2月には第2期がオープンした。第3期拡張の完了により店舗面積は4万800平方メートルに拡大した。

新型コロナの感染者数は4006人、2月1日ぶりに5千人下回る

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は、24日の新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は4,006人だったと発表した。2月1日以来初めて5,000人を下回った。累計感染者数は443万1,073人だった。
新たに165人が入院。うちカテゴリー1(無症状)、カテゴリー2(軽度の症状)が91人、重症患者とされるカテゴリー3(肺炎の症状)、カテゴリー4(酸素吸入が必要)、カテゴリー5(人工呼吸器を装着する必要)は74人だった。
新たに1万223人が回復し、累計治癒者は432万822人となった。死者数は8人で、累計は3万5,499人。アクティブ感染者は、前日から6,225人減って7万4,752人となった。病床使用率は57.6%にダウン。1人の感染者が何人に感染を広げる可能性があるかを示す基本再生産数(R0/RT)は0.77に下降したが、プトラジャヤのみで1.15となり1.00を上回った。
同日午後11時59分時点のワクチン接種完了者数は、2,655万6,870人で、接種率は81.3%に上昇。ブースター接種完了者は1,600万9,979人で、接種率は49.0%だった。
新たに発生したクラスターは1カ所で、ジョホール州の教育機関に関連したクラスターだった。現在感染者を出し続けているアクティブなクラスター数は97カ所に減った。

冷凍食品のカワンフード、シャアラムで第2製造施設を建設へ

【クアラルンプール】 冷凍食品メーカーのカワン・フードは21日、第2製造施設を建設するため、セランゴール州シャアラムの合計面積7.08エーカーの土地を5,046万リンギで購入すると明らかにした。
ブルサ・マレーシア(マレーシア証券取引所)に宛てた声明によると、完全子会社のカワン・フード・マニュファクチャリングが、RGPウエアハウス・ソリューションズから3区画の土地(合計4.07エーカー)を2,894万リンギで購入する売買契約を締結した。またセランゴール州開発公社(PKNS)からも合計3.01エーカーの土地2区画を2,152万リンギで取得するために手続き中だ。資金は内部資金および外部借入金でまかない、今年第4四半期までに土地取得手続きを完了する見込み。
第2製造施設では、冷凍・冷蔵・常温食品に対応するロボット自動倉庫などの新技術を導入する。新施設により製品の多様性を高め、シャアラムの交通利便性の高さから物流コストの削減も期待できるという。
カワン・フードは、今回の土地取得は、事業拡大や多角化、新分野開拓、植物由来のチルド製品などへの展開といった企業戦略に沿ったものであり、より大きな経済価値を生み出し、収益力を高める機会につながるものだと述べた。
(ザ・スター、4月22日、エッジ、4月21日)

韓国コーウェイ、研究センターをマラヤ大学と共同設立へ

【クアラルンプール】 空気清浄機・浄水器の製造・販売を手掛ける韓国のコーウェイは21日、国際研究開発(R&D)センターをマラヤ大学(UM)と共同で設立すると発表した。
コーウェイ・マレーシアは、UMの工学部、理学部とともに、マレーシアにおける製品改良を目指し研究を進めていく。研究課題として水質問題などに取り組む予定。将来的にはインターンシップやコンサルティング、スポンサー、研究所の設立などへの展開も視野に入れるという。
コーウェイ・マレーシアのカイル・チョイ社長は、今回のR&Dセンター設立は韓国国外で設立する初の研究開発施設になるとしマレーシア人のために設計された家電製品の生産も可能になると言明。また、韓国とマレ シアの専門家間の知識交換ができるだけでなく、UMの卒業生に対して就職やインターンシップの機会を提供するなど、さらなる連携も推進できると述べた。
コーウェイの最初のR&Dセンターは韓国ソウルのソウル大学リサーチパークに1993年に設立されており、今回が2カ所目。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、4月21日)

3月の航空旅客数は303.1万人、前年同月比5.2倍に

【クアラルンプール=マレーシアBIZ】 空港運営のマレーシア・エアポーツ(MAHB)によると、2022年3月の国内空港における航空旅客数は、前年同月比5.2倍の303.1万人だった。前月の254.3万人からは19.2%増加した。
国際線は前年同月比4.1倍の42万人で、国内線は5.4倍の261.1万人だった。
クアラルンプール新国際空港(KLIA)は123.1万人で、前年同月比6倍。国際線は4.1倍の40.6万人、国内線も7.8倍の82.5万人となった。
KLIAを除く国内空港は4.7倍の180万人となった。国際線は4.7倍の1.4万人、国内線は4.8倍の178.6万人だった。
第一四半期の航空旅客数は832.8万人で、前年同期比5.0倍となった。国際線が3.6倍の96.8万人、国内線が5.3倍の736.0万人だった。
今後の見通しについてMAHBは、4月1日かのら国境再開後、1日あたりの平均旅客数が前月比48%増加したと指摘。ラマダン(断食月)開始後に若干の減少はあったものの、例年の傾向からハリラヤ休暇に向けてさらに航空旅客数は増加すると予想した。国内線航空会社の最新情報によると、ラマダン期間の最後の7日間の予約数は4月前半12日間に比べ33%増加しているとした。

新型コロナの感染者数は5899人、2月3日ぶりに6千人下回る

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は、21日の新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は5,899人だったと発表した。2月3日以来初めて6,000人を下回った。累計感染者数は441万5,101人だった。
新たに208人が入院。うちカテゴリー1(無症状)、カテゴリー2(軽度の症状)が139人、重症患者とされるカテゴリー3(肺炎の症状)、カテゴリー4(酸素吸入が必要)、カテゴリー5(人工呼吸器を装着する必要)は69人だった。
新たに8,434人が回復し、累計治癒者は429万1,447人となった。死者数は5人で、累計は3万5,470人。アクティブ感染者は、前日から2,540人減って8万8,184人となった。病床使用率は60.7%にダウン。1人の感染者が何人に感染を広げる可能性があるかを示す基本再生産数(R0/RT)は0.81に下降した。
同日午後11時59分時点のワクチン接種完了者数は、2,641万7,480人で、接種率は80.9%に上昇。ブースター接種完了者は1,599万8,406人で、接種率は49.0%だった。
新たに発生したクラスターは1カ所で、ペラ州の教育機関に関連したクラスターだった。現在感染者を出し続けているアクティブなクラスター数は101カ所に減った。

 

クラン港でのコンテナ取り扱い、5月から3日以内に手続き完了

【プトラジャヤ】 ウィー・カション運輸相は21日、クラン港に到着するコンテナ貨物は5月1日以降、入港から3日以内にすべての手続きが完了し荷受人に引き渡されると発表した。港湾業務の効率向上に貢献するという。
貨物処理に関し新たな標準的作業手順(SOP)を導入したためで、試験運用では良好な結果が出たという。
コンテナ到着後、コンテナヤードに置くまでの日数が1日、当局による検査が1日を要する。しかし書類に不備があったり、申告内容に疑わしい点があったりした場合、3日以内の処理はできず、到着から30日以内に調査を行うという。ウィー氏は、ほかの港湾でもこのSOPを採用すれば作業効率の向上に役立つと語った。
ウィー氏はまた、昨年導入した、運輸会社にグループ企業内での牽引車、トレーラーの共有を容認する措置をさらに緩和し、荷台が箱型の貨物車も共有を認めると発表した。企業のコスト削減に貢献するという。
(ザ・スター、4月22日)

テクスケム、「すし金」の店舗新設に今年度は1千万リンギ

【ジョージタウン】 日系テクスケム・リソーシズは、2022会計年度中に回転寿しチェーン「すし金」の店舗新設に1,000万リンギを投資する計画だ。テイクアウトを行うキオスクやサテライト店舗を含む20店舗をオープンする。
創業者で会長の小西史彦氏は、テイクアウトの需要が高まっていることから、テイクアウト店舗をガソリンスタンドや病院、スーパーに開設することを計画していると説明。先ごろセランゴール州スバンジャヤのガソリンスタンドに1店舗目のテイクアウト店舗を開設したと明らかにした。今後も様々なコンセプトを持つ店舗を開設する計画だと言明。少ない費用で店舗を開設し収益をあげることができる上、短期かつ、客足が多い場所に戦略的に店舗を開設できることが利点だと説明した。
今年のレストラン部門の見通しについて小西会長は、経済回復が見込まれることや国境再開が行われたこと、また社内は業務の合理化を進め、新コンセプト店舗開設を行うことを挙げて、好調を確信していると述べた。
(ザ・スター、ザ・サン、ニュー・ストレーツ・タイムズ、4月21日)